心理検査について
知能・性格・発達といった心に関する個性や働きは本来は目に見えないものです。心理検査は、そんな目に見えない心の一部分を統計学を使ったり研究を重ねたりすることで、可能な限り科学的・客観的に目に見える形でとらえようと生み出された検査です。効率よく自分や自分を取り巻く環境を知ることに役立ちます。
しかし心理検査だけではとらえきれないこともたくさんあるので、その必要性は医師や公認心理師が専門的な観点から判断させていただいています。
心理検査の種類
心理検査には心のどの部分をとらえるかによっていくつか種類があります。
- 知能の程度を知るための検査
- 発達の度合いを知るための検査
- 性格を知るために役立つ検査
- 疾患の有無や障害の程度を知るために役立つ検査
なお、心理検査の結果は、血液検査やMRIのようにあくまで医師の診断に必要な情報の一つであり、疾患や障害を確定するものではありません。
当院では心理検査の実施は予約制となっておりますので、診察の際にご相談いただければと思います。