各スタッフの役割
当院には公認心理士・看護師・精神保健福祉士が在籍しています。各スタッフが連携し、患者様が1日でも早く安定した生活を送れるよう、サポートします。それぞれの職種にどのような役割があるかご紹介します。
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公認心理師
心理検査やカウンセリングを通して、患者様がご自身で自分らしい生き方を見つけるお手伝いをさせていただきます。具体的には、
- ①患者様が感じておられるお悩みや葛藤の正体が何であるのか、一緒に考え明らかにします。
- ②お悩みや葛藤を患者様らしく乗り越える方法を、一緒に探し見つけます。
ただ、実際にお悩みや葛藤と向き合う際には①②と単純に進むことはあまりなく、迷ったり自信がなくなったりしながら立ち止まる時間がたくさん必要です。 そんなときは、患者様がまた未来へと歩き出したくなるときを一緒に待ったり信じたりするのも役割です。
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看護師
患者様がスムーズに診察を受けられるようにご案内や介助を行います。また、医者他スタッフと連携した支援も行っています。
- 診察前の問診
- 医療処置(採血、注射)
- 診療の補助(バイタル測定、検査)
- 患者様とご家族の様子やお話をお聞きして、看護の視点で医師や他スタッフと連携し、対応します。
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精神保健福祉士
精神的につらさを抱えた方の生活上の課題を解決に向けて支援する、生活支援が主な仕事です。患者様の家族や、施設等関係機関と連絡・調整をし、社会参加や社会復帰に向けての支援を行います。
対象疾患
うつ病 /不眠症/自律神経失調症/認知症/発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症など) /適応障害/統合失調症/躁うつ病(双極性障害) /パニック障害 /強迫性障害/不安障害/身体表現性障害/心身症 など